ハーバード流 今日から海外に移住し、仕事をする一歩を踏みだせる自己変革論!

海外にでれない本当の理由とは?

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海外に移住したい、海外で働いてみたいと思う人は多いのに、

 

でも、一方で多くの人が挑戦せずに人生を終えてしまう。

なぜでしょう?

 

意思が弱いから?

それとも、海外にでたいとは本気で思っていないから?

 

30年にわたって、個人と企業が変革できない

「本当の問題」を研究している

ハーバード大学のローバト・キーガンは、

 

人が直面する課題には二つの種類があると言っています。

ひとつは、

技術的な課題

 

そしてもうひとつが、

適応を要する課題

 

です。

 

そして、2つの課題のうち、

問題をややこしくしているのは、

適応を要する課題だといいます。

 

ハーバード流の「自己変革論」にあてはまめてみると、

あなたが、海外に移住したり、働きたいと思っているのに、

できない本当の理由が見えてきます。

 

海外にでたいけど、でれない人が陥っているワナとは?

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海外にでれない人が陥っているワナのひとつは、

技術面な課題にばかり目がいっているということ。

 

これは、

ハーバード大学のローバト・キーガンがいっていた

人が直面する課題

  1. 技術的な課題
  2. 適応を要する課題

 

の二つのうちの、

技術的な課題の方のことです。

 

では、海外にでたいけど、出れない人の

技術的な課題ってなんでしょう?

 

一番、わかりやすい例が

「語学」

 

語学の能力が不十分だから、

語学がうまくなってからしか、海外にいけないと思っています。

 

他には、

「専門的なスキルや技術」

が足りないから、それを身につけていないと

海外にいっても通用しない。

とも思っています。

 

でも、本当にそうでしょうか?

語学は、わたしの経験からすれば

現地に行ってからでも、なんとでもなります。

 

むしろ、日本で長年勉強しているよりも、

はるかに、短期間でうまくなります。

 

理由は簡単、

必要にせまられるから。

 

わたしは、19歳のとき

中国語まったくゼロの状態で、

中国へ留学しにいきました。

 

英語は、話せたけれど、

わたしの行った先では、英語はまったく通じませんでした。

 

行った先で、知り合いもなく、

日本人もいなく

一人で、宿舎に寝泊まりして、

 

まず、トイレがこわれました。

翌日には、エアコンがこわれて、

 

それを説明するのに、

新品の辞書片手に、技術屋のおじさんに

「なんとかしてくれ!」と

交渉しにいきました。

 

そんな状態だと、3ヶ月後には

日常の会話は、なんなくできるようになります。

 

人は、必要にせまられると、必死でやります。

だから、あっという間に聞き取れるようになるし、

話せるようにもなります。

 

それじゃあ、専門的なスキルや技術はどうでしょう?

これは、もちろんあるにこしたことはないけれど、

なければないで、なんとかなります。

 

経験がなくても、採用してくれる会社は

いくらでもあります。

 

それも、アジアや途上国であれば

日本人であるというだけで、就職のチャンスが

すでに開かれているのです。

 

これは、インド人からしたら、

すごくうらやましいことなんです。

 

「日本人」というだけで、

海外でできる仕事がいくらでもある。

 

ここまで読んでいただくと、

・技術的な課題

 

は、さほど重要でもないし、

海外にでれない本当の問題ではないということが、

おわかりいただけたとおもいます^^

 

で、です。

だとしたら、

海外にでたくても、でれない人の本当の問題は

なんでしょう?

 

本当の問題とは?

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それは、ロバート・キーガンのいうところの

 

適応を要する課題

なのです。

 

これは、簡単にいうと人の思考様式、

つまり「固定観念」です。

 

海外に挑戦したいけれど、できないのは、

「語学」や「スキル」ではなく、

 

実は、強力な「固定観念」に問題があったのです。

 

あなたは、どこかで

  • いまさら、海外にでるなんて遅いんじゃないか
  • 海外にでたら、辛い目にあうんじゃないか
  • 海外なんて、日本と比べたら住みにくい
  • 海外にでて、何か得られるという保証はない
  • 友人や家族とはなれるのは、寂しい

 

これは、ほんの一部の例です。

人は、だれしも「固定観念」をもっています。

それは、それでいいんです。

 

でも、自分がもっている「固定観念」は

あまりにも、自分にとってはあたりまえの思考回路なので、

もはや、その真偽をうたがうことなく、

そういうものだと「思い込んでいます」

 

そしてこのような「固定観念」こそが、

あなたを「海外へいかせないようにしむけいます」

 

でも、逆をいえば、

変革をこばんでいる足かせから抜け出すには、

固定観念を修正すればいいんです。

 

そうすれば、道がひらけるんです。

 

でもどうやって、固定観念を修正できるの?

って思いますよね?

 

ロバート・キーガンは、

自分でも気づいていない「固定観念」を見える化すること

だと言っています。

 

でも、自分自身の中にある隠れた「固定観念」を

見える化するのは、自分自身で行うのはむずかしいです。

 

だって、本人でさえも気づいていないから。

こういうとき、わたしは人に話を聞いてもらったり、

コーチングを受けます。

 

自分がこうしたいと思っているのに、

変われない原因である「固定観念」をあぶりだしてもらうのです。

 

見えない問題は解決できませんが、

見える問題は解決の手立てがありますからね!

 

長くなりましたが、

なぜ海外で挑戦したいとおもっているのに、できないのか?

と悩んでいる方の参考になればと思って書きました。

 

ぜひ、ご自身にあてはめて考えてみてくださいね。

 

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滋賀県生まれ。東証一部上場企業の営業職を経て、タイ王国を代表する企業、タイ国際航空へ転身。4年間のバンコクベースを経て、ドイツのオーガニックコスメ好きが高じてドイツ・フランクフルトへ移住。 世界98カ国、274都市に就航する欧州メガキャリアにて5年間、国際線の客室乗務員として従事。2017年に日本へ帰国し、夫と時色株式会社を設立。

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