使命が見つからないと幸せになれないって本当だろか?
使命を見つける人の共通点
過去からやってみたかったことや、今ちょっと気になるなぁと思うレベルのことでも、とにかくワクワクすることを日々の時間の中に入れながら、よりワクワクすることを選択してく生き方を続けていく先に、本当の意味で、人生の方向性(使命)が、腹落ちする瞬間があります。
使命を見つけようと打算的に必死になって動くとき、人は使命を見つけれないように思います。これが使命だったら、かっこいいとか、有名になれる可能性があるんじゃないか?とか計算していると間違った方向に行くことも多々あります。
逆に、好きなことや、ワクワクすることに、小さな勇気を積み重ねて、素直にリアクションして、行動を起こして、何年もそんな風に生きているうちに、あれ?これがもしかして、自分の使命なんじゃないかな?と思うことがあります。
単純なことで、使命とは、なぜか理由はわからないけど、妙に惹かれることや、気になること、時間があるとやっていること、ほっておいてもリサーチしてること、好きな人たちの集まり、よく読む本、そんな中にヒントが眠っています。
そういうものの周りを、素直にウロウロしていれば、点と点がつながり、使命かもしれないと思うものが見えてくれるのは、自然の原理。
逆に、安全であり、お給料がもらえるから、人づき合いが良い人と思われたい、嫌われたくない、という理由だけで、自分が好きでもないこと、苦手なこと、全くやる気がしないこと、ストレスを感じること、嫌いな人たち、興味がないテーマの周りを日々、ウロウロしていれば、点と点はつながるどころか、自分がそもそも、何に興味をもっていたのか?好きなのか?ということにさえ、無感覚になっていきます。
だって、嫌いなことを我慢していたら、気持ちに蓋をするのがうまくなりすぎて、好き!や楽しい!という感覚でさえも、蓋をすることが上手になってしまうから。
何を隠そう、わたしが、そうでした。
使命はどうでもいい?
ただ、使命は、どうでもいいというのもあります。それが見つからないと感じているとき、人は、不幸になるからです。
すでにすべてあって、自分がこの世界を楽しむために必要なものはすべて揃っていて、あとは、心をそれに対してオープンにして、毎日を楽しいことで埋めたり、楽しくないことを、どうやって楽しむかを考えて生きている毎日は、幸せです。
そして、どんなものの中にも、「楽しむ」という力をつけた人は無敵です。楽しむとは、英語で「 enjoy」といいます。「 enjoy」は動司であり、自分の意思で「I enjoy」楽しむということを選ぶという動きをとることができます。
そういう力は、筋肉と同じ、意識して練習すると、どんどん上手になります。そうしながら、より、楽しい、より面白いと自分が思うことを、年間のスケジュール張を開き、やる日を決めて、書き込んでみる。そして、その日が来たら実際にやっていくと、楽しいことや面白い事が、どんどん人生の中に増えていきます。
使命という言葉に翻弄されるあまり、「I enjoy」という感覚を忘れてしまっては、もったいないのです。
「使命」によくある間違え
よくある、使命に関する間違いは、
使命=職業
であるという概念です。
職業が使命だとしたら、その仕事を辞めた時点で、同じ仕事を年齢などで続けれなくなったとき、使命に生きられないことになります。
使命とは、わたしの捉え方は、方向性です。方角に、北、南、西、東があるように、大まかな進みたい方角的な多面的なものだと思っています。
本当はすでになんとなくわかっているけれど、それが自分で腹落ちしないことも多々あります。使命では職業でもなければ、電流がある日走るようなものでもないです。
もっと当たり前で、ずっと自分がなんとなく好きでやっている類のものです。美容師、漁師、Webデザイナーなどの職業というスポットの「点」ではなく、人と接するのが好き、人が綺麗になることに関わるのが好き、海のように毎日変化する景色が好き、人の頭の中にある世界観を表現するのが好き、という「面」という感じです。
それは、当たり前すぎて、自分では認められないこともあります。他人から、これ向いているねといわれる類(種類)の中に多くあることもあります。
でも、やっぱり、その使命がはっきりしないから、どうということはありません。
今、この瞬間を楽しみ味わうことの方が大切
人生は、わたしは旅だと思っていて、宇宙からこの世に旅行にきた限られた時間と
考えています。その時間を思いっきり自分にとって楽しいことで埋め尽くしたり、
味わい尽くすことにフォーカスすればいいのじゃないかと思います。
その旅の中で、一時は、世の中が求める素晴らしいものや常識に覆いかぶされて選んでしまった、無機質なレールを走り、たくさんの仮面をかぶって、何も感じないのが当たり前になっていた自分から、
段階を経て、今よりほんのすこしでも、自分がワクワクすることを選び、意識的に自分の人生の時間の中で一歩踏みだして体験していくことで、本来の自分に戻って行くルートにのれればいいなと思います。
そして、本来の自分に気づいていくプロセスの中で、とても大切なことが、「外の世界」ばかりを変えることに、ムキにならないということです。
なぜなら、未来のゴールを達成することばかりにヤッキになっていると、今、まだ、それが実現できていない自分に対して、フラストレーションが溜まるからです。
理想は、(わたしも、この文章を書きながら、いつも練習中。少しづつ、上手になれている気がしますが)
未来にこうなっていたいなぁと思う、「方向性、方面、類」を胸に抱きながら、それは、決して仕事に限定するものではなく、家族や趣味や自己実現、心の精神性、健康なども含めて、想像を膨らませ、
そして、同時、「今、この瞬間」に、目の前のことを楽しむことの力、喜ぶことの力、感謝することの力、愛すること、与えること、あるものに目を向けること、良きことに目を向けて、自分がすでに持てる素晴らしいものにフォーカスして、喜び味わう、
どんな小さなものや、日常の変わり映えばがない日の中にも、これらを見出すことができれば、より大きなものや刺激的な日の中には、比例して、これらを大きく見出すことができます。
半月の心は、未来、どれだけのものを手に入れても、半月が大きくなるばかり、
満月の心は、未来、より、多くの経験や出会いがある中で、より大きな満月になる。
自分を知り、自分を認めて、ありのままの自分を愛して、(誰かや、過去の自分や他の何かと比べて、ないもの探しをするのではなく、すでにすべてある、満月の状態で)
その上で、見える限り、今、直近の目指してみたいものに目を向けながら、走り、そんな中でも、日々楽しいこと、うれしいことを行動する時間を忘れずにスケジュールを確保してあげて、何の意味があるのか?など深く考えすぎずに、サクサクやる。
楽しいな、面白いな、嬉しいな、という感情をたっぷり味わい尽くして、自分へ、他人への愛と感謝を持ちながら、前に進んでいく人生は、喜びにあふれていると思います。
そうして内の世界(心の世界)を磨いていく練習をしているうちに、外の世界や環境もどんどんよくなっていきます。
まとめ
人にとって、成功と幸せの定義は違うと思いますが、それでも、
・あるものに目を向けること
・使命がないからといって幸せになれない訳ではないことを知ること
・「今、ここ」で感じていることを意識的に味わうこと
これらは、人生を幸せに生きて、成功するために、必要なことなんじゃないかと思っています。
この時空を旅して、どんどん自分を知り、自分を愛し、自分を活かしていきたいですね!
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