香りのルーツを求めて。ギリシャのアテネへ
こんにちは、世界で美しく生きるフィロソフィー主宰
中川チカです。
ここ数年、なぜか、心が惹かれていたギリシャ。
それも、アテネという街に行ってみたかったのには、
こんな理由があります。
アロマセラピーを学ぶうちに、
香りの抽出の技術で偉大な発見である蒸留技術は、
古代ギリシャにあるということを知ったから。
紀元前3500年頃には、
花弁や葉から香料を集めるために
原始的な形式の蒸留装置が使われていた
形跡が残っているそうで、
また世紀初頭(約2000年前)の
ギリシャの錬金術の書物には
当時の典型的な蒸留器が図示されています。
植物の香りは、ずっと昔から人々とともにあった
アロマセラピー(芳香治療)という補助医療の確立は、
近年になってから。
しかし、実は、植物の芳香は、ずっと昔から、
人々の暮らしを支えるものだったのですね^^
ギリシャ神話では、
香料を初めて用いたのは神々だとされています。
(今、ギリシャ神話にとっても興味があります。
かつては、多神教だったんだなぁと)
現代西洋医学の基礎は
古代の、ローマやギリシャ地方を中心とした国々。
医学の祖 ヒポクラテスは、
アテネの町を芳香植物をいぶすことで
ペストから救ったという話があります。
というわけで、
香りのルーツを体感してみたいという思い、
そして、ギリシャ神話に登場する、
オリュンポス十二神の一人であり、
美と知と勇を兼ね揃えた女神
アテナイは、
実は、(現在のギリシャの首都アテネ)
の守護神である。
ということを知ってから、
もう、アテネには、行くしかない(笑)
という気持ちでした。
このブログを読んでくださっている
あなたも、誘われるようにして、
ある国になぜか、とっても行きたくなること、
ありませんか?^^
わたしにとって、アロマセラピーは、
毎日の生活の中で欠かせないものになりました。
香りを肌にまとう瞬間、
世界の大地からのエネルギーを得ているような
幸せな気持ちになる。
人が豊かに幸せに生きること知恵を
学ぶことは、誰い言われるわけでもなく、
ずっと好きでやってきたこと。
視覚、聴覚、味覚が忙しい現代だからこそ、
「香り」という「嗅覚」から、人々が安らぎや癒しを得る
ことは、これから、もっともっと大切になると考えています。
人が豊かに幸せに生きること知恵を
世界中から集めること、
そして、その要素の一つとして、
香りのルーツをめぐることは、
わたしのライフワークになる予感がしています。
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