中国で出会った孔子のことば、50歳で天命。自分の使命に出会うには?
こんにちは、グローバルビジネスコーチ
中川チカです。
さかのぼること、15年前
中国の内陸部、
四川省、成都市にある大学で
勉強をはじめたばかりのころ、
中国人の友人たちと
大学の敷地内を歩いていると、
なにやら、大きな銅像が
どーん!と、そびえたっていました。
これ、誰?と聞くと、
メガネをかけた真面目な
友人のひとりが、
コホンっと一息いれて、
「孔子!老师的老师!」
=孔子だよ!先生の先生だ!
と、えらく興奮気味な様子。
へー、やっぱり、
孔子って、この国では、
大学の敷地内に銅像があるほど、
影響力があるし、
大切な存在である
と体感したことを覚えています。
中国の思想家、孔子
この、中国の思想家、哲学者である
孔子のとても有名な、
人生訓をご存知でしょうか?
子曰く、
吾れ十有五にして学に志ざす。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳従う。
七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。
中国にいたころ、
20歳やそこらのわたしは、
孔子の言葉の重みが
全然わからず・・・
心に染みこんできたのは、
日本に帰ってきて、
一度、社会にでて
大きな挫折を味わった
ときでした。
挫折して、はじめて響いた言葉
やりたいことも
よくわからず、
***
この先、どうなっていくのか?
先が見えない・・
***
そんなとき、
あるお寿司屋さんの
湯のみに書いてあって、
この人生訓に再会しました(笑)
孔子が云う、
「私は十五才で(学問の道に入ろうと)決めた。
三十才で(学問に対する自分なりの基礎)を確立した。
四十才で戸惑うことがなくなった。
五十才で天命を悟った。
六十で何を聞いても動じなくなった。
七十になってからは、心のおもむくままに行動しても、
道理に違うことがなくなった」と。
このとき、一番響いたのは、
ー五十才で天命を悟った。
の一節。
使命を見つけようと焦らなくていい
わたしは、何を焦っていたんだろう?
って思ったのを覚えています。
どこかで、
早く自分の人生の使命に出会わないと
いけない、
それを、そろそろ、
見つけないとダメだ。
って。
でも、この訓を読んだら、
きばっていた肩の力が抜けました。
あー大丈夫だわ。
そんなに焦らなくてもいい。
今の迷いも、不確かさも、
すべて、その使命と出会う道のりに
あって、しかるべきもの。
そう思ったら、
お寿司がもっとおいしく
感じられたのを覚えています(笑)
使命に出会うって?
それは、さておき、
「使命に出会う」という表現を
先ほどしたのですが、
使命って、すでに自分の中に
あります。
「使命に出会う」というのは、
つまるところ、
「使命を思いだす」
ということに近いと
わたしは考えています。
スピ系じゃないですよ、
そうじゃなくて、
孔子の言葉を信じるなら、
最低でも、
50歳まで、いろんなこと
どんどん、やっていいでしょう。
ということ。
50歳で天命に出会えばいい
一般的に、
この年齢だと遅いとか、
こんなの非常識とか、
そういう基準じゃなくて、
自分の心に浮かび上がって
くるものを、信じて
ただ、やっていく。
そうすると、より、
しぼられて
自分の使命って
ひょっとして、
これ?じゃないかな?
っていうのが、
研ぎ澄まされていくと
わたしは、考えています。
だから、使命って、
そうやって見つけよう、
思い出そうって、
世界にある膨大な
可能性の中から、
選択と行動を繰り返し、
研ぐことを繰り返した人にしか
与えられないもの
それが、使命だと思っています^^
そして、当たり前ですが、
研ぎ澄まされていくと同時に、
どんどん、変化も
するものだとも思っています。
使命を言語化すると、強力なモチベーションになる
わたしは、個人の
使命を言語化するが、
ビジネスでも、目標を叶えるにも、
うまくいかせる、ものすごい
エンジンになると思っているので、
クライアントさんとも
セッションの中でやっています。
『7つの習慣』でいうところの、
ミッションステートメントですよね。
一発で決まらなくても、
これかなーというのが見えるだけで、
不思議と、今までに
感じたことのない勇気が
湧いてきますよ^^
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