母の友人と20年のときを経て、夢を語りあう。彼が涙をながした理由

みなさま、こんにちは

グローバルチャレンジコーチ

チカです。

 

先週、世界最大規模の

ブックメッセが、

 

ドイツ・フランクフルトで

開かれていました。

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カナダから、

ブックメッセでの商談の

ために訪れている、

 

母の友人Daveが、

忙しい合間をぬって、

時間をつくってくれたので

会うことに。

 

まさかDaveの涙を

みるとは思わなかったけど、

 

わたしにとって、

深い気づきがありました。

 

彼との出会いは、わたしが10歳のとき

 

Daveは、カナダ人ですが、

日本人の女性と結婚し、

日本在住歴も28年という

経歴の持ち主。

 

仕事と家族の関係で、

日本とカナダを行き来しています。

 

そんなDaveとはじめてあったのは、

わたしが、10歳のときでした。

 

今のように、

英語が話せる訳でもなく、

 

滋賀の田舎で育ったわたしが、

はじめて白人の人に出会ったときの

衝撃は、言葉で言い表せなくて、

 

青い目を、見るだけで

逃げ出しそうになるわたしを

笑いながら

 

母が、

Daveを紹介してくれたのを

思いだします。

 

日本の田舎はつらいよ?

 

わたしの母は、名古屋という

都市から、田舎の滋賀県へ

結婚して嫁いできたため、

 

たんぼと畑に囲まれた

土地で、悶々とした日々を

過ごしていた時期がありました。

 

そんな母は、ある日、

決心をします。

 

英語と数学を教える塾を

つくろうと。

 

当時、まだ塾が珍しかった時代、

ましてや、ゼロから

場所をつくり、

 

教材を選んだり、講義を受けるために、

まだ幼児の妹をおぶりながら、

東京や名古屋へと熱心に

勉強にいっていました。

 

そんな忙しい中、母にとって

純粋に、とても楽しみにしている時間が

ありました。

 

それが、英会話のレッスン。

そして、その母の先生が、Daveでした。

 

母にとって、なくてはならい時間

 

そのレッスンに通うために

片道1時間、かけても、

 

楽しそうに、嬉しそうに

している様子を

 

おぼろげながら覚えています。

 

母の影響は、子供に大きな影響を

与えるといいますが、

 

きっと、わたしも、

母親から大きく影響を受けた一人。

 

英語を聞くのが大好きで、

中学生の頃は、カーペンターズや、

ビートルズの曲を聞いていました。

 

でも、あいわからず

外国人の人を前にすると緊張して、

ガチガチ。

 

その頃のわたしを知っている

Daveは、今のわたしを見て、

 

目を丸めながら、

いろいろな話をしてくれました。

 

Daveが日本を愛したわけ

 

はじめて、彼が日本へ来たときの、

京都で地図を片手に、おばあちゃんに

道を聞いたら、

 

「うーん、うーーーん」

 

と困った表情しながら、

次の瞬間、彼の手をとって

にぎりしめて、

 

ずんずんと歩きはじめて、

言葉が通じなくても

彼を助けようと必死になってくれたこと

 

カナダでの、高待遇の仕事を辞めて

日本に来ると決意したとき、

 

お父さんは、強く反対したけど、

お母さんは、静かに一言

 

” follow your heart あなたのハートに、従いなさい。”

 

と、

 

” I trust you あなたを信じてるわ” も

” I love you あなたを愛しているわ” の意味も

 

つまったこの言葉と

ともに送りだしてくれたこと

 

そんな話をしながら、

感きわまって、泣いているDaveを

見ながら、

 

日本人が、外国にいって、

いろいろなことに苦労をするように、

 

彼の日本で過ごした28年間も、

楽しい思い出とともに、

 

悔しいことや、

大変なことが

 

きっとたくさん

たくさんあったんだろうな。

 

と思った瞬間、

わたしも、心が

ぎゅっとしめつけられる

思いがしました。

 

そんなDaveは、

今、新たな挑戦、

 

そう、

follow your  heart

 

という言葉を体現するように、

新たに、インドの出版社と

教育系のビジネスに向けて

 

スタートをきったそう。

 

わたしの、新しいサービス

グローバルチャレンジ

コーチングの話を聞きながら、

 

何十年も先に生きる

先輩として、いろいろなアドバイスを

してくれました^^

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そして、やっぱり、

LOVEやPASSION

に生きると、

 

いつまでも、澄んだ目で

いられるんだと

 

Daveのきれいな青い目を

見ながら、

 

そんな風に

感じた午後のひとときでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

滋賀県生まれ。東証一部上場企業の営業職を経て、タイ王国を代表する企業、タイ国際航空へ転身。4年間のバンコクベースを経て、ドイツのオーガニックコスメ好きが高じてドイツ・フランクフルトへ移住。 世界98カ国、274都市に就航する欧州メガキャリアにて5年間、国際線の客室乗務員として従事。2017年に日本へ帰国し、夫と時色株式会社を設立。

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