グアテマラ編:世界一美しいアティトラン湖で出会ったコーヒーに愛された一家とは?
お父さんが好きな仕事をしていると家族は幸せ?
世界一きれいだと称される湖、グアテマラの山奥に青々と光りかがやくアティトラン湖。
このふもとの村で、素敵な家族にであった。
どう素敵なのか?
それは、一家の大黒柱、お父さんがとにかく自分の仕事を愛しているのだ。
村にある小さなカフェ
あさ早くに目が覚めて、まだ人どおりがすくない通りを歩いていると
6時から空いてるカフェを発見!
Cafe Cristalinas
もう常連らしきおじさんがゆっくりカウンター越しでコーヒーを飲んでいた。
ここ、グアテマラは知る人ぞ知るコーヒの産地。
スターバックスでも、グアテマラも大量の豆を仕入れている。
さぞ、グアテマラのコーヒーはおいしいのだろうと期待しながら
入った。
グアテマラに到着してはじめてのコーヒ。
店主が丁寧にいれてくれた。
わたしは、人と話すのがとにかく好きだ。
ただし、誰でもというわけでもなくて、
おもしろそうな生き方をしている人、
ありきたりな価値観にとらわれていない人、
笑顔がすごくきれいな人、
物静かで愛想がわるいけど、瞳の奥がきれいな人、
そういう人に出会うと、
その人が、どんなことを考えて生きているのか
無性に知りたくなる。
このカフェ、CHRISTINAの店主は、
まさにぴったりあてはまっていて、
話を聞いていて、すごくおもしろかった。
とくに、彼がどれだけコーヒーが好きかというストーリー。
グアテマラは、コーヒーの一大産地。
けれど、田舎にいけば、わたしたちが想像するような
おしゃれなカフェは少ない。
コーヒーは、グアテマラでは昔から薬として飲まれてきた。
ただし、いわゆる「カフェ文化」みたいなものは
こういう小さな村にはあまりない。
そんな村で、店主は自分のコーヒーに対するコンセプトを
すごく大切にして店を営んでいた。
彼がつかう豆は、となり村の自然が美しくのこる地域で
小さな農家さんが栽培している豆、のみ。
さらに、焙煎まですべて一人でやっている。
「奥においでよ!」
といって、とれたての豆を焙煎機にかける様子を
見せてくれた。
「世界中の大手のコーヒー会社に売られていく豆は、
安定供給のため、大規模農業。
味が、まったくちがう。」
という言葉を聞きながら、
マヤ族の人々が、神聖なものとして
あがめてきた5千年前にできたアッティットラン湖
のまわりでとれるコーヒ豆は、やっぱり特別なのだろう
と感動した。
犬のしっぽがちぎれるのではないかと心配になったほど、
二人でじゃれ遊んでいる女の子は、
店主の娘さん。
彼女のように、瞳の奥がきれいな人って、
そうはいないけど、
好きなことを仕事にしているお父さんの
背中をみながら、これからも毎日暮らしていくのだろうなと
幸せな家族のあり方を、
ここグアテマラで考えさせられました。
カフェの奥スペースも
コーヒー愛にたっぷりあふれて場所。
グアテマラのこの村を訪れたらぜひ
寄ってみてくださいね。
ちなみに、このカフェの名前、
Cafe Cristalinasは、
女性の名前だから、てっきり娘さんの名前かと
思いきや、
奥さまの名前なんだって!
やる~な♡
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