いくつになっても好きなことを叶える人の5つの秘密とは?
こんな60歳になりたい!好きなことを叶える生き方
笑顔が美しい彼女にであったのは、
グアテマラにある町全体が世界遺産の街、アンティグアの街をみおろす
山の上。
偶然がかさなって、彼女の家に5日間お世話になることになった。
彼女の名は、キャリー。
アメリカ国籍の彼女は、60代とは思えないほどキラキラしている。
そんな彼女の美しさの秘密を聞くことができた。
神聖な山をはるかにみわたせる彼女の家は、
まるでパワースポットのように居心地がよかった。
それもそのはず、この家はキャリーと旦那さまが
2年かけてこつこつ手づくりしてきた空間。
彼女の芸術家としての発想と、
グアテマラ人の旦那さんの器用さの結晶だ。
毎朝、彼女がつくってくれる温かい朝食とともに、
今まで彼女が送ってきた人生について
たくさん話をした。
わたしは、キャリーの穏やかさ、
優しさ、内面からあふれる美しさにひかれて、
彼女の人としての美しさの秘密を知りたくて、
夢中で話を聞いた。
そして、彼女がいくつになっても楽しく人生を送り、
ましてや、母国ではなく遠い外国で
20歳以上も年下の新しい旦那さまと
幸せに暮らしている秘訣をわたしなりにまとめてみた。
5つの秘訣
1.自分のやりたいことをあきらめない
彼女は、20歳のときに双子を出産し、二人の子供を抱えながら大学に通った。
その後、心理カウンセラー、建築、専門手術の助手、画家
すべて、やりたいことを年齢のせいにしてあきらめたりはしなかった。
大好きなインテリアは、グアテマラで自分で家をつくることで、
叶えている。今の旦那さはスペイン語の勉強のために訪れたあと
船で出会ったのだそう。
2.好奇心をもちつづける
今、一番楽しいことは世界中からくるゲストと話をすることだそうだ。
そして、20歳年下のグアテマラ人の旦那様のよきメンターとして
彼の仕事をサポートしている。今はたまたまB&Bが楽しいからやっているけど、
その先は、全然考えてないらしい。今、楽しいと思うことに熱中するだけ。
3.心をまどわせない
すべてのことに「一呼吸」おくのがコツよ。
と笑っていた。何か話すとき、何かするとき、
小さな一呼吸をおいてから、話し、行う。
そうすると、怒りにまかせて動くことが少しづつ減っていく
4.すべてとつながる感覚
「We are all one」
という感覚をもってから、もう寂しいと感じなくなった。
わたしも、あなたも、動物も、植物も、雨も、太陽も、みんなひとつという
感覚をもっているから、環境を大切にする生き方を徹底していた。
水は雨水だし、家に使う素材も、新しいものじゃない。
わたしを大切にするように、あなたも、まわりも大切にする生き方
5.道に迷ったら
どの道に進むか迷ったとき、
人は、楽な道に進もうとする。
よくわからなくなったときは、
一度思い出してみてほしい
あなたがどれだけ、多くの大変なことを
乗り越えてきたのか。
だから、あなたはなんだってできる。
それから、もう一度考えてみると
あなたが進む本当の道が静かに見えてくると
思うわ。
ロールモデルに出会う
あこがれる人に出会うことは、とても幸運だと思う。
生き方、価値観、考え方、あり方、
いろいろな点で共感した。
キャリーは、すばらしい年の重ね方をしている。
わたしは、真に偉大な人は、
「あなたにもできる」と思わせてくれる人だと信じている。
「そんなの無理かもね」
「まだ早いんじゃない」
「それ大変だよ」
という何気ない言葉で、人の可能性をくじくような人は、
どれだけ、すごいことを達成していたとしても、真に偉大な人じゃないと思う。
わたしは、キャリーのように
いくつになっても好きなことに挑戦し、
どんなことがあっても、
夢をもつ人の可能性の芽を咲かせるような人でありたいと思った。
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